いなかの道

 

 

 

いつもの道をすこし逸れて走るいなか道。

 

新緑がまぶしくて、そこかしこで命の芽吹く音が聞こえてきそうなほど。

 

季節は確かにめぐるし、ずっとまえから変わらない景色がそこにはある。

 

小さな頃の記憶は やんわりとなまあたたかく、とろりからみつく感じ。

 

春のいなか道を通り縋ると不思議な気持ちになるのです。