ぽとり

 

 

気を抜くと毎日が飛ぶように過ぎゆくようで戸惑う。

 

毎日綴る言葉がぷつりと途切れたのにはやっぱり理由はあるのかな。

 

水中からひょっこり顔をだすおかめの顎の先からぽとりと滴。

 

ああ。この平穏がひたすらに続く世の中でありますように。

 

このままどこへ突き進んでゆくのかも知れぬこの国の情勢に一人身を竦めている。

 

おかめ。

 

きょうもおかめの手の温もりをしっかりと確かめながら。