サクラの木

 

祖父が裏山に植えた桜の木も満開に。

 

またまた気付けば3月ももうおしまい。

 

取分け忙しない日々が突出した月となり、

 

感謝の気持ちだけが深々と心に満ちてゆく。

 

ちょっとずつ広がっていく大切な輪に

 

ずっと支えられている毎日なのだ。

 

もうすぐ2年生になる息子は春休み。

 

平穏な毎日でありますようにと、

 

祈るような、願うようなそんな心持ちになる。

 

いつかきっとやって来る地震や災害にどう向き合えばいいのかな。

 

息子の不安を除いてあげられないもどかしさ。

 

「地震の時、空にいたら大丈夫?」と聞かれたので、

 

「どういうこと?」とたずねたら、

 

「地震の時、空に(空中に)いれば平気?」ということだった。

 

そんな会話の後に、

 

「鳥はいいね。」とひとり言のように呟いた息子。

 

目に見えない不安に大人も子供も苛まれている。

 

そんな不安をかき消すかのように咲き誇る満開の桜は、

 

本当にきれいだなぁ。