缶コーヒーと雨の音

 

梅雨明け後、久しぶりの雨の日。

 

冷蔵庫を開けると缶コーヒー香るブラックの文字が目に止まる。

 

ちょうど喉が渇いていたのでいただくことに。

 

缶コーヒーはどちらかというと苦手。

 

一口目は美味しいなと思うのだけれど、後々やっぱり苦手だなと思う。

 

今日の雨は夏が来たねと思うや否や突然に秋の気配を連れて来た。

 

立秋を過ぎたということをぽつりと思い知らせれた気分。

 

飲み干せない缶コーヒーと雨音。

 

夏が早足に遥か遠ざかっていく。