れもんの木と青い空

 

庭先からふと見上げた裏山でポツリポツリと実るレモンの実。

 

混じり気のない鮮やかな黄色が 春色の青空に映えてとてもきれい。

 

冬から春へと向かうこの季節の空色がとても好きなのだ。

 

小さな大きな変化のある毎日を暮らして

 

今日もこの手のひらにそっと収まる小さなしあわせに感謝の朝。

 

遠い昔に意味もわからず読み耽っていたむつかしい哲学書に

 

大人になった今随分と道標をつけてもらっているかのよう。

 

目を凝らすとハクモクレンの木に小さな莟がほころびはじめもうすぐ春ですね。